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おはようこんにちはこんばんは!本のこと、アートなこと、旅のこと、サイエンスなことなどがエントロピー増大気味に散らばっている部屋へようこそ。


by Chubb-3
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サントリーミュージアム天保山@関西文化の日

☆ 関西文化の日

11月となり、「関西文化の日」が今年も始まりました。
昨晩から上記のサイトをチェックし、11/3はサントリーミュージアム天保山が全館無料デーなのを発見。
お昼から天保山に出かけてみることにしました。

まずサックスの五重奏を聴き、次にIMAXシアターで3Dメガネをかけてジェームズ・キャメロン監督の『エイリアン・オブ・ザ・ディープ』を観、そして「アール・デコ」展を観る。
これがぜーんぶ、無料!!
IMAXシアターはすぐに満員になってはいましたが、「アール・デコ」展は思ったほど混んでいなくて、今日は存分に楽しめました。感謝、感謝。

IMAXは久し振りに体験しました。
メガネonメガネだったのが、きつかったです(鼻が低いせい??)。
この作品が深海の生物をめぐるドキュメンタリー・タッチの作品だったので、透き通ったクラゲや優雅に泳ぐイカの仲間やなんかが3Dで観られるのに大興奮。これだけでも大満足でした。

「アール・デコ」展自体は、さほど行く気が起きていなかったので、気楽に観られたのはよかったです。
少し前に、心斎橋の大丸でもモダン・デザインについての展覧会があり、そちらだけでももう十分、と思っていたのですが、観ておいてよかったな、と思える作品がいくつかありました。
・帽子をかぶったマネキン
帽子のデザインもさることながら、マネキンの美しいこと!
首筋から、すーっと肩を通り越して流れ落ちるライン、残された片方の肩のいかり具合、伏せられた瞼、微笑む口元、そこから少しはなれた黒子。
あのような妖艶なマネキンは今はなかなかいないと思いました。
・カッサンドルのポスター「北方急行」と「ノルマンディー号」
雑誌『coyote』の最新刊(vol.8)が沢木耕太郎の、とくに「深夜特急」の特集になっているのですが、その中で、あのシリーズ第一巻の表紙に、このカッサンドルの有名すぎるポスターを使用する経緯が書かれていました。それがちょっとすごい話だったので、一度ホンモノを観てみたいと思っていたところだったのです。
ちなみに「ノルマンディー号」は第五巻。
深夜特急〈1〉香港・マカオ
沢木 耕太郎 / 新潮社
ISBN : 4101235058
深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海
沢木 耕太郎 / 新潮社
ISBN : 4101235090
・ポール・モラン『タンドル・ストック』
モロッコ革装幀で、アール・デコのデザインの美しい本。
非常にシンプルな線で表現されていて素晴らしいものでした。
・・・などなど。

出てくると夕日がきれいでした。
サントリーミュージアム天保山@関西文化の日_c0024552_138176.jpg
しばらく売店にいて、再び外に出てくると、火星とおもわれるオレンジ色の星が煌々と光っていました。
サントリーミュージアム天保山@関西文化の日_c0024552_1344163.jpg
また、海遊館では、ブルーLEDのクリスマスツリーの点灯が始まっていました。
サントリーミュージアム天保山@関西文化の日_c0024552_142371.jpg

関西文化の日、他にもお得な情報がたくさんありますよ♪
またこのイベントを利用してみたいと思います。
by Chubb-3 | 2005-11-04 01:23 | 芸術の周辺*art