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おはようこんにちはこんばんは!本のこと、アートなこと、旅のこと、サイエンスなことなどがエントロピー増大気味に散らばっている部屋へようこそ。


by Chubb-3
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【桜の通り抜け・3】 麒麟(きりん)・帆立(ほたて)・鬱金(うこん)

美味しそうな名前の桜を集めてみました(笑)。

まず、「麒麟(きりん)」。
【桜の通り抜け・3】 麒麟(きりん)・帆立(ほたて)・鬱金(うこん)_c0024552_15202318.jpg
小野不由美さんの「十二国記」ファンとしては、ビールとは違う連想をしてしまいます。
月の影 影の海〈上〉十二国記
小野 不由美 / 講談社
ISBN : 4062647737

次に、「帆立(ほたて)」。
【桜の通り抜け・3】 麒麟(きりん)・帆立(ほたて)・鬱金(うこん)_c0024552_1527113.jpg
貝のホタテではなく、これは花の形が帆を立てているようだ、というところから来ています。
花びらの中に、さらに一枚、ほっそりとした花びらがあるのがご覧になれるでしょうか?
じつは花びら・オシベ・メシベ・ガクは元々、葉の一種という説があります(本当は様々な説がありますが、そのうちの一つのABCモデル)
その説によると、遺伝子のちょっとした違いが花びらやオシベになるのだそうです。
そこでオシベの一本が花びらになるような変異が起こると、このように本来オシベのある位置に花びらが付く、ということになります。
またこの説では、八重桜は、このようにオシベが花びらになる変異を繰り返したもの、と説明されることになります。

そして鬱金(うこん)。
【桜の通り抜け・3】 麒麟(きりん)・帆立(ほたて)・鬱金(うこん)_c0024552_15461268.jpg
花びらに緑色の筋があり、黄色っぽい花であるところから、ターメリックの鬱金です。
by Chubb-3 | 2005-04-17 15:49 | 天下の台所*Osaka